ゼロイチ構築

正義の反対は悪だという勘違い。

こんにちは。レオです。

コロナ以降、
より一層SNSが人々の日常で触れられるようになりました。

この記事を見ているあなたも、
毎日SNSを見る日はないレベルで
SNSに触れられているかと思います。

それに今は色々な個性をお持ちの方が、
SNSを使って自分を表現できてしまいます。

テレビの時代では考えられなかった世界です。

また、良くも悪くも、
テレビの時代では隠されていたことが
今は公に出されることも増えました。

芸能人のスキャンダルや
インフルエンサーや有名人の暴露、

それに伴って、
炎上や自殺、脅迫やトラブルなど、
様々な悲しい出来事を
僕ら一般人が目にすることも多いですよね。

「炎上」というワードも今では当たり前です。

様々なものが便利になったのと同時に、
・生きづらさを感じることや、
・本当の自分とは別の仮面を持ち合わせたり、
など、

自分自身が、
「人生の楽しさを味わおう」とする人生よりも、

コンプラや攻撃を避けることばかり考え、
「間違えないように大人しく生きよう」としているように、個人的には感じます。

でも、今言った話は人と人が顔を合わせたリアルの世界です。

SNSがかなり普及されてから、

人と人が直接触れ合う「リアルの世界」と
ソーシャル上で触れ合う「SNSの世界」の
2つに分かれたと僕は思っています。

リアルの世界とSNSの世界で、
人は大きく人格を変えます。

炎上事が起こると、
コメント欄が荒れますよね!

アンチをする人もいれば、
応援する人もいますし、
アンチをアンチする人もいます。

コメント欄でファンとアンチが
喧嘩していることなんてザラに見かけます。

リアルではあまり見かけない、
あり得ない光景です。

人間というのは面白い生き物で、
リアルでは直接アンチできないけど、
SNSでは平気で言えてしまうわけです。

あ、ちなみに言っておきますが、
「アンチをするな」と僕は言いたいわけではありません。

この光景から僕が学べることは、
「みんな自分の正義を言っている」ということです。

さて、今日のブログのタイトルですが、
正義の反対は「悪」という勘違いというタイトルにしました。

一般的な常識では、
正義の反対は「悪」と思うでしょう。

ワンピースでも、
海軍からしたら海賊は悪でしょうし、

ドラマの世界でも、
正義と悪が対立する構成はよくあります。

ですが、
正義の反対は「悪」という常識が、

少なからず僕ら人間関係の対立を増やしているじゃないか?

と僕は思うわけです。

僕も会社を経営している以上、
少なからずトラブルが起こることはあります。

誰しも自分に理不尽な出来事や
不都合な出来事が起こると、
イライラした感情になりますよね?

イライラする。ムカつく。
そう思った人に僕らは「悪」という
マイナスのラベルを貼るのです。

マイナスのラベルを貼ると、
その人の言動や行動全てがマイナスに映ります。

マイナスに映れば映るほど、
恨みや復讐心が芽生えてきます。

僕も昔、理不尽な制約を交わされたことがあるのでよく分かるんです。

でも、ある時、
視点を変えて見ることにしました。

その人側の目線で
僕を見てみることにしたのです。

分かりやすくワンピースで例えると、
海賊側が自分達だとしたら、
海軍側の目線で海賊達を見てみるということですね。

そういう視点で見てみると、
「また別の正義」が見えてきます。

海軍側からしたら海賊側に伝えたい正義がある。
ってことが見えてきます。

そう。
僕らは正義と正義がぶつかっているということです。

正義の反対は「悪」ではなく、
正義の反対は「また別の正義」である、ということ。

お互いが正義と思っているものを、
そう簡単に丸め込むのって物凄く難しいです。

自分の正義を理解させようと思えば思うほど、
同じくらい強い別の正義が対抗してきます。

だから、
理解し合えないことにイライラして
「悪」というマイナスのラベルを貼る。

僕は人生で
最も相手や自分を狂わせるものは「感情」だと思っています。

感情に左右されればされるほど、
人は正常な判断ができません。

ギャンブルで負けた時、
そこで辞めればいいものを、
何度もリベンジしてしまい、
最終的に多くのお金を失うのと同じです。

でも、
「正義の反対はまた別の正義」
という視点を持てれば、
理解はできなくても納得はできるはずです。

マイナスのラベルを貼らずに、
「そういう人もいるよね」って
思うことができるはずです。

人生もビジネスも
必ず人と人が触れ合います。

自分の視点次第で、
自分の人生も相手の人生も、
少しだけ平和にしてあげることができます。

そういう人が
一人でも増えてほしいと思いますし、

微力ではありますが、
僕もそういう人を一人でも増やせるように、
日々活動していきたいと思います。

では!!